今朝のココア

こんな日々を愛おしく思って

魔法使いの嫁

 3.魔法使いの嫁

 話題作。
プロット的に面白いものを期待していたけど、
そこは裏切られた。
でも、王道的な話ばっかり頭の中を巡っていたから、逆にこういった、
作者が好きで好きでたまらない世界を描いたものを読めて良かった。
好きな世界に対する知識量がとても多く、
改めて作者のような人種の好きなものにそそぐエネルギー量に驚いた。
どんな世界でも、エネルギー量が多い人は強いなぁーと思う。
単純に好きの度合いに比例するものでもないと思うのだが、
そこはオタクの方々のおっしゃるところの「愛」なのだろうか...。



 4.リベンジ

 復讐もの、ということで借りてみた。
復讐のやり方はとても稚拙、というか、非現実的であり、
それらのシーンでガッカリさせられるが、描いているのが人間模様だったり、
誰もが共感できる復讐心だったり、ドラマとしてはちゃんとできていると言えるんだと思う。
それぞれの復讐の仕方には期待できないけれど、話をどう展開させ、
どう終わらせるかが気になるため、最後まで観ようかと思うが...途中はすっ飛ばすかも。



 5.メンタリスト

 超能力ではなく、超心理術...だ、そうだ。
当然心理学はドラマで描かれるように万能ではない。
どれだけ観察力があっても、そこにある情報から得られるものは、何通りかの可能性だ。
それを知っているからこそ、そこまでのめり込めない自分がいる。
でもそれを差し引いても面白いと思った。

主人公が心理学のスペシャリストだということで長々とした推理の説明が省いている。
これによって物語をテンポ良く進めることができるし、
ギャグをたくさんいれてポップな感じを出せる。
犯罪ものなのに、明るい雰囲気の場面が多くなる。

キャラも良い。
ツンデレのボスに、いつもふざけている主人公。たぶん日本でいうところのルパン三世なんだろうなぁー。
おどけているのに結果は出す。やる時はやる...。
そんなキャラが愛されるってことなのかな。

 あと、心理学をテーマにしているけど、心理術が使われているのはドラマの中でではなく、
視聴者に対して、だと感じた。
例として第三話では、被害者の父親に、被害者のことを「いい子たち」と言わせて、
子どもたちが犯人なわけがないという考えを視聴者に上手くぶち込んでる。

 主人公の変人っぷりは参考になるかな。



 6.月刊少女野崎くん

 ただ単に好奇心で読んでみた。
面白かった。なんか、動物のお医者さんを読んだ時のような面白さだった。
いつの時代も通用しそうな話が良いと思う。
キャラづくり以外はなんの参考にもならないけど、
疲れている時に読もうかと思う...。