凛として秋雨

　いや、秋雨ってもんに今日の天気が当てはまるのか知らんけど。

　●前に進んでる自覚はある。
だけど、感情レベルで“皆に引き離されていく”っていう気持ちと共に焦りは加速する。
こういう時こそ理性を存分に発揮させて、しっかり考えて選んでいこう。

　●“つまらない”。
メディアにさらされ過ぎて、“面白い”か“つまらない”かの二択で物事を判断するようになった。
この見方は何に向けても良いと思う。
だけどそれを理由にそれを行うかの判断基準の中心とするかはまた別問題だ。
“つまらない”からってラインを引くな。それ以外の基準でもちゃんとそれを測れ。
「山月記」みたいに頭に残って、後々思い出してそれをとても面白いと感じることだってある。
色んなものを吸収していこう。

こんな当たり前のことでも、確認しながらじゃなきゃ俺はちゃんと進めない。
まっ、それも良いよ。
進むのが遅ければ遅いなりに周りの見方が変わってくるんだから。

　●自分と同じ分野の人の仕事の出来をみて、感動すると共に、やる気を奪われる。
こんなすげーこと、俺にできるのか？
どんだけ綿密なんだ？
一体どれだけのことをすればそこにたどり着くんだ？
俺には一生無理なんじゃないか。
そう思わせるほどに、その仕事の出来は素晴らしいんだ。
俺が、“こうできれば良いな”って思うことの上を通過していく。
もちろんそんなことできる人、ほとんどいないんだけど。

　でも目標は決まった。せっかく見せてもらったんだ。
よくよく研究して、そこまで這い上がってやる。