日曜日。
3000円の商品券と参考書をもらいに、さいたま市都心のあるイベントへ。
最近特に運動不足だったし、天気良かったから自転車で行ったんだけど、
行く途中に兄貴のバイト先があった。
あれ、いんのかな?って思って、そういえば今まで一度も入ったことがないことに気づき、中へ...。
家族に来られるの嫌かなって思ったけど、
見つけても特に嫌がるそぶりは見せず、自分の話を即始めてた。
店長さんらしき人にも、「これうちの弟」って紹介してて、
なんだか仕事頑張ってるんだなぁーってすごく感じた。
思ったよりも店内広かったし、力仕事多そうで、
けっこう信頼されてるっぽかったし...
お店のものについて「これ安いんだよ」って自慢げに説明する兄貴をみて、
仕事、っつってもアルバイトだけど、
白いシャツとワークパンツで働いてる兄貴をみて、
なんだか感動してしまった。
俺が小学生の時、駅前の京樽でバイトしてて、いっつも売れ残った寿司を持ち帰ってきてくれたお兄さん。
そんな時の記憶を思い出して、なんだか本当に嬉しかった。
前にも書いたことがあるけど、
俺と兄貴はスペックが一緒。
もらったもんが一緒。
兄貴の方が恵まれない環境にあったから、結局30半ばにしてアルバイトっていう今の状態だけど、
毎日長時間働きに出かけるのは大変なんだ。
失敗したら凹んで、
プライド故になかなか自分ができないことを認められなくて、
ストレスすぐにたまって、
短気だから色んなことに怒って...。
悪いとこは全部一緒。
そんな中、お兄さんは頑張ってる。
俺も失敗して凹んでる暇はない。
頑張らなきゃ。できることを。
笑われても けなされても 後ろ指をさされても
向かい風や しがらみやら 高い壁に行く手を阻まれても
負けんな。