今朝のココア

こんな日々を愛おしく思って

芽が出た。

 ...ってほどのことじゃない。
だけど良いことが続きました。そのことを書かせて下さい。




 ●先週の日記を見て、地元の友達がメールをくれた。
なんか激しく俺に同情してくれているみたいだけど...
大丈夫だよ。今はちゃんと元気に前向きにやってるよ。
こんなことくらいじゃヘコたれていられません!
メールありがと☆




 ●今月はバイトがたくさんある!
働けるって幸せだ。
自分の欲しいものは自分の手で手に入れたいもんね!!




 ●先週のちょっと(だいぶ?)気が重かった合コンで、
面白い出会いがあった!!
一人は音楽の趣味が合って、面白いバンドマンの男の子。
もう一人は大学で炊き出しのボランティアとかやってた看護学校の後輩。
今度炊き出しのボランティアに連れて行ってくれるのだとか☆
素敵すぎます!!


合コンなんてやる意味ねーし!
俺はもう出会うべき素敵な人たちには出会ってるし!!
...って思ってたけど、


“合コンは友達を作る場だよ。”との名言を彼女からいただきました。
かっこいい!
その考えいただき!!
もうちょっと外とのつながりを広げてみよう。
もっと面白い人たちと出会えるかも。



 ●秘かに好きな友達からメールが来た!
聞きたいことが山ほどあるんだ。
早く話がしたい!!
その価値観を分けて欲しい!!!




 ●家族に昨年貸していた(正確にはあげたつもりだった)お金が戻ってきた。
少額だけど、ずっと前に母に父がかけた保険が出たんです。だから少しだけ経済的に余裕が出たんです。
詳細を知った上で、俺の方が余裕がなかったから、ありがたくそれを受け取った。
家族はこれでしばらくは保つみたい。


 さて、俺はどうしよう?
家族のことを言い訳にして、やりたいことやってないんじゃないか。
俺は好きで一緒に暮らしてるんだ。
役に立ちたいから。できることをしたいから。
俺がいないと家族が機能しないから、じゃないんだ!
いい加減そんな受け身で考えるのやめないと。
俺は俺の意思でここにいるし、
俺の意思でここを出ていく。



この先何をやっていくかは模索中だ。
今のこの環境と状況を最大限生かして経験値と知識とスキルを上げる。

現状の正確な把握と情報の収集・選別
客観的な立場からの分析・研究
そこからより精度の高い理論の構築


 よし、良い感じだ。
この調子でやっていくぞ。
不器用だし、体力もない。条件が悪い。
だから時間がかかるのはしょうがない。
でも、必ずもっとできるようになりたい。


 今の頑張ってる自分も認めなきゃ。
お前は頑張ってる。
その時々で俺なりに良いと判断することを必死に選んで、その通り行動してる。
偉いよ。頑張ってるよ。
だから、素敵な出会いと信頼っていう報酬がもらえるんだよ。
リラックスして、このまま行け。
きっとちゃんとたどり着く。
今だって素敵なものたくさん手にしてるんだから。



 

 

The greatest pleasure in life is doing something people say you cannot do.








 ●昨夜、ここ半年から一年の自分を振り返ってみた。
俺がどういう理由で様々な行動を取ったか。
それについて俺がどう解釈してきたか。



 まずは嫉妬と劣等感から。
俺はすごく嫉妬して、劣等感を感じていたんだと思う。
誰に?
だぶん、同性代の周りのみんなに。
日本に帰ってきてから、一番苦労したことはお金。
そして3年離れていた日本で、体力のない俺が困るのはお金の得方。
金がないと友達に会いに行けない。
金がないと、就活できない。
金がないと、ネットにつなげない。



 お金がない、というコンプレックス。
それは今でも抜けていないんじゃないかなって思う。
でもやっぱりこの一年はひどくて、
持っている人たちがとっても羨ましかった。
街に出掛けると、嫌でも目に付くすれ違う人たちの服。
俺には、それがいくらするかわかってたからゾっとした。
“いったいどこからそんなにお金が出てくるの?”


 バイトが出来るのは、学校のスケジュールに余裕があるから。
バイトのお金を自由に使えるのは、家庭からの援助があるから。
大学に行っても、フリーターやってても、
その期間が長ければ、それなりに財産ってものができる。
本人にとっては最低限でも、その社会でやっていけるだけのもの。
服、遊びっていうストレスのコーピングスキル、頼れる人脈。



 俺は、そんな俺から見た“持ってる人たち”がとっても羨ましかったんだと思う。
特に大学時代はお金がなくて、遊びに行ったりすることも滅多になくて、
日本に学生に比べたらほんとに勉強ばっかやってた気がする。


 俺も遊びに出掛けて、普通に彼女作って、普通に付き合ってセックスして、ドライブ出掛けたり、
旅行行ったり、ワイワイ騒いだり...そんなことがしたかったんだと思う。



 困ってる人の助けになりたいってのは昔からだ。今に始まったことじゃない。
でも、嫉妬と劣等感から来る“俺も遊びたい”って気持ちがあったからこそ付き合ったんだなって、今なら思う。




 もちろん、根がクソマジメだから、遊びなんてやっぱり向かない。
嫉妬&劣等感と真面目な性格が正面衝突して、やっぱり上手くはいかなかった。
“遊び”は俺に向かないらしい。
少なくとも世間一般でいう遊びは。
女遊びなんてもっと向かない。
やっぱり俺は想像通りの草食動物らしく、
肉は食えないんだ。胃に送ることができても、消化できない。




 色々と迷走した一年間。
まだ続いているけど、
自分の心の底にあるものをチェックできただけでも良かったかな。
劣等感も嫉妬も続く。
だけど、今ならちゃんと比べられる。
愛のないセックスと心がこすれ合うのと、どっちが気持ちよいか。
俺はやっぱり後者の方が好きだ。
気持ち良いんだ。
好きなんだ。


そのことを忘れず、本当に気持ち良いことを求めて、前より少しだけ上手にまた歩いていこう。
一時の快感よりも、信頼を大切に。