今朝のココア

こんな日々を愛おしく思って

R・A

chocoan2010-11-21

Rei Ayamani
R・A
あーるえー
アルエ。

おー、いぇー。
しんデス。




●あの時ドラムをやんなかったら、
俺はきっと今、音楽をやりたいって思ってない。





 ●音楽で俺らは繋がってる。
“ハネムーン”っていうバンドの初のワンマンライブを観に、仕事の後下北沢へ。
元バンド仲間が舞台に立ってかっこ良く演奏してる姿にちょっと感動。
オススメは“団栗”、”水巻”、そんで“狼のあくび”って曲。
Youtubeでは“ブライアン”って曲も聴けます。


 高校のクラスメイトでもあったベースシストの彼の晴れ舞台?を観に、
高校の友達がライブにたくさん集まった。
もちろんライブの後にみんなで飲み屋へ。
普通に話してる分にはあんまり変わらない。だけど、みんなしっかり生きてる。
今現在自分の立ち位置がわからない俺は、
こんなに社会の中で(良い意味で)”普通”なグループの一員だったってことを思い出す。
嬉しかった。
同時に、英語力と引き換えにしたものは大きくて、
心が痛んだ。





 ●音楽があれば良いと、俺が留年してから一番よく話をしたヤツが言ってた。
仕事して、それなりに生活できて、そんで音楽できれば俺は良いんだって。
音楽が好きだから。
それはとっても贅沢なことで、
自分が欲張りなんだってことも付け足しながら。


 俺は町を、駅を、一人で歩く時...特に逆の考えに支配される。
すれ違う人、隣にいる人、向こうで携帯で話してる人...
その人たちが所有するものはすべて金で買ったもんだ。
社会人になってから自由にできる金が増えて、
買うわけでないけど、色んなお店を見て回るようになった。
だから今なら俺の目に映るものの値段がわかる。
どれもびっくりするほど高いんだ。
たとえば家賃や食費だけを支払うだけで精一杯の収入の人だったら、
まったく手が出ない。
そういうものを全身にまとい、
手に持つ人たちのお金はどこから来るのだろう。
なんで持っている人と持っていない人ではこんなに違いが出るんだろう。
俺は...やっぱり....持っていたい。



 だから俺は、音楽があれば良いと言える彼を上に見る。
俺もそうなりたいなぁーと思う。
可愛い彼女と付き合って、自分をそれにaccociateして自尊心を上げたりとか、
デカいことして周りの尊敬を集めたいとか、
自分の中のそういう無駄な声を失くしたい。



 マイノリティーは下に見られる。
留学中そのことに敏感に反応した俺の自尊心が俺を向かせた方向は、
俺が高校生の時に最も嫌った方角。
清貧。足ることを知る。
離れていってる。
しばらくしたら...もう一度向きを変えるよ。





 ●今日は良い天気。
完璧じゃあないが、
出かけよう。
楽しいこと、たくさんありそう。