よく考える。

　こういう時、あいつならどう考えるかって。
しんデス。

　●たまの休日に誰かとちょっとそこらへんを散歩するだけで「楽しい」って、
きっとあいつなら言うだろう。
そんなあいつが好きで、
散歩程度じゃ満たされることのない自分を嫌に思ってる俺。
二人の道は交差しない。
それで別に良いんだ。
たまに、それこそ数年に一度会って話すだけで。

　中学の時だったか、
毎月進研ゼミの課題と一緒に送られてくる雑誌に連載されてたマンガが好きだった。
二人のチアキ（？）っていう男女の話で、
男の方のチアキの親父がチアキに対して、
『愛とか恋とかばかりが必要なもんじゃない。
人間には戦う相手も必要なんだよ。』
的なことを言ってたのを憶えてる。

　あいつは戦う相手でもなければ、“好きな人”でもない。
俺の好きな本やマンガと一緒で、
俺に新しい空気を送り込む存在なんだ。

　...夜中になぜかあいつのことが浮かんで、
思うままに書いてみた。
もう無理だ。ねよー。