空色

　地球や俺らみんなを愛すこと。
...そんなこと、やっぱり難しいと思う。そんな良いもんには、見えない。
しんデス。

鳴り止まない鼓動がいつもいたずらに心に種をまく
その種が希望の花を咲かすかもしれない
だがらこうして夢を描くことが出来るんだ

無難そうな抜け道が　浮かんでは消えてく
そうやって僕は試されて　どうやって思い届けよう？
迷わずに前へ進んで

　●今日は、ハリーに誘われたコピバンの最初の集まり。
一昨日の夜、
中学の友達何人かと集まった時、
Ｎの絵と俺の描いた絵を比較して、
なまちゃんが『リトルリーグと、プロみたいな...』って表現した。
なるほど、確かに。
たとえば、俺の叩くドラムってのは、それこそリトルリーグ級のものだけど、
おっさん達の草野球みたいに、
楽しくやってればそれで良い。
なんかリトルリーグって表現が妙に気に入ったんだよね。
俺の場合は、ミニバス...って表現になるのかな？

　●別に不安になる必要が何もないのに、
今から不安に思ったってしょうがないのに、
未来のことが不安。
なんで？

　もし恋愛にあまり期待をしないのであれば、
俺は未来に何を求めれば良いのか...。
そんなこと、“俺の教科書”には載ってない。
だから自分で見つけ出さないといけないんだろうけど。

とりあえず、そこには無難そうな道が広がってることは確かだ。
何かをしてると思うために、何かをするわけじゃない。
実際に何かをしなきゃいけないんだ。
違いを作る。
商社に入った友達は、マクロな視点を持っていて、
ミクロなとこばっか目がいく俺はちょっと苦手だけど、
自己陶酔で動いているようには思えない。
彼は、違いを作っていくこと。
変えていくこと。
それをちゃんと目標にしていて、
そのための努力を惜しまない。
そしてその目標に対して俺の知ってる誰よりも誠実だ。

俺はどうだろ？
とりあえずポーズだけ取れれば良いなんて思ってないか？
途上国支援？
助けが必要な人たちを助ける？？
それがどういうことか、
何が今一番大切か、
自分がどこに必要とされていて、
自分に何ができるか、
そんなことを考えずに、
ただただ途上国で働く自分のイメージを求めているだけ。
理想が堕ちてきたのかなって思ったりもしたけど、
それは違う。
ただ、理想が成長しなかっただけだ。
中学生や高校生が抱くような理想の自分。
善を行う自分。
それを成長させずに、
ただただ能力だけを求めて、
それ以外の手に入らないものすべてに気を取られて、
理想を成長させて来なかった結果が、
楽したい自分を正当化させようとしている今の自分だ。

食いっぱぐれる心配がない？
年収はどのくらいですか？
結婚したい？
将来は〜に住みたい？

笑っちゃうね。
何を気にしてんだろ？
見事に染まって、濁りの方が小さいや。
ついでにつまんない色だ。

俺は高校の時、反発してたと思う。
不良とかさ、そんな感じの反発じゃなかったけど、
一番大きな川の流れにはとにかく乗りたくなくて、
支流を探してた。
（当時の俺は自分で道を作ってるつもりだったけど。）

せっかくさ、違う道を探してたんだったら、
そっちを歩いて良いと思う。
興味があるんだったら、行って良いと思う。
なんだっけ、のんちゃん？
やらない善より、やる偽善？？
偽善はそのまま通してたら、いつか善になるんだよね。
だから、
とりあえず、偽善１２０％の自分のイメージで。
やってみまっしょい！！