しまっちゃうおじさん。
昔、家で一人お留守番をしてた俺は何気なくテレビをつけた。
テレビの中で、魔王が不気味に笑っていた。
バックで流れる音楽。
この世の者とは思えない声。
暗い背景と魔王の影...。
俺は怖くて、チャンネルを変えることさえ忘れ、しばらくテレビの前で凍り付いていた。
後からわかったことだが、その番組は...赤ずきんチャチャだった。
しんデス。
●ずぅーっと、君色想い〜♪
...はっ!
中居クンでも歌えるということは、もしかしたら俺でも歌えるかもしれない!
今度やってみよう。
"どんなオンチでも歌える歌"というものを、誰か作曲してくれないだろうか。
●明日は英検二次試験。
まぁー俺なら大丈夫だろ、と自分で考えてた...というのもあります。
周りの人全員に、まぁーお前は会話大丈夫だろ...と言われたというのもあります。
そして、練習しにくいっていう理由もあると思う。
一次試験とは打って変わって、
高校の時の数学の試験並みに準備してない。
未だに大丈夫だろうとは思ってるけど、
うーん...。
よし、フルーツバスケットを英語で観て、寝よう。
●昨夜、NちゃんとOむらと俺の3人で飲んだ。
急な誘いだったし、仕事の後だったけど、
でも行けて本当に良かった。
二人の話聞いてるとホッとする。
なんでだろ?
中学の時は、まさかこの二人と話が合うとは思ってなかったし、
こうやって時々集まるとは思わなかったけど、
うーん...。
たぶん...マジメだからだ。
口で色々適当なこと言っても、
実行には移さない。
移せない。
そして、人を傷つけない。
自分の心に正直。
たぶんだけど、こんな簡単なことが共通点だったりする。
そんで俺はそんな二人の話を聞いて、安心する。
あぁー、俺はこのままで良いんだって。