いつだって線引きの話だ

　中学の時の親友にもらったイルカのぬいぐるみには特別な思い入れが...たぶんあるんだろう。
だって今でも俺の横にあるから。
しんデス。

　●許されることと許されないこと。
受け入れられることと受け入れられないこと。
俺らは線引きをして生きてるのは...まぁー当然だよね。
でも時々俺は人のその『切る』行為ってのを不快に思う。

「いや、その格好はないだろ？」

「あいつは、なんか存在がありえないよね。」

とか。
ある×ない。
気持ちはわかるし、
どっかで線引かなきゃすっげー面倒なことになると思う。
人の権利だよね。
友達、ってか付き合う人を選ぶ権利。
だけど、ってかだからかな。
俺の権利として、
人を見下げるような気持ちで、
やたらと太い線を引きたがる人は「ありえない」。
自分の欲望のために平気で他人を踏み台にするようなやつは嫌いだけど、
俺らの多くの行為は、切り捨てられるようなものなのかどうか...疑問。
あー、そういう人もいるんだ。
...そんな反応で良いんじゃないかって思う。

何より、俺らの線引き自体さ、
すっげー曖昧なんだって最近思うんです。
自分の自慢話は疎まれるけど、
自分の友達の自慢話なら結構許される。
むしろ美談になったりもする。
でも、彼氏・彼女の自慢も、
なんかうざったい気持ちになる方が、みんな多いんじゃないかな？
その違いって何なんだろう？
本質的にはあんまりないんじゃないかな？
彼氏・彼女を大切に想うってことを強調する人がいる。
友達を大切に想うってことを強調する人もたくさんいる。
口に出して、大切だってことを確認する。
持続する。もしかしたら、その大切って気持ちを強める効果があるのかもしれない。
だけどさ、
誰だって知ってることだけど、
自分を飾る言葉でもあるんだよね、そういうのって。

俺はそういうことは、別に口に出さなくても良いことだと思うんだけど、
人によっては、
大切なんだってことを言わせたい人がいる。
友達とか。
たぶんそういう状況とか関係が好きなんだよね。
理想なんだよね。
特に何でも美談にしたい人とかは何でもそっちに持っていこうとする。
たとえ本質を無視してでも。
たぶん、そういう人たちとかメディアの力で、
俺らはそういうセリフを言わされて、演じてて、
別にほんと大したことじゃないんだけど、
俺はそういうのをスルーできなくて、
なんか萎えるんだよね。

誰かが大切なんてのは、
相手にちゃんと伝われば良いんじゃない？
それは毎日口に出したり、
自分の株を上げるための最後の必殺技的に使うことはないんじゃないかって、
そんなことを思いました。

　●って、また今日も長い。
そして時間使い過ぎた。
今日は予定なんもなし。
だからまた外で本でも読む。
１３日までにたくさん読むぞー！！