月迷風影

　「団栗」を「だんぐり」を読んだしんデス。

●今日は一日おばあちゃんが出掛けて家にいない。
ということで、ゆっくりリビングの暖かいところで勉強でもしようかと思っている。
...開始１０分で眠っちゃいそう。

●納得いかないことや、矛盾することを嘆く。けど、今は前提がわかってるんだ。確固としたものなんて…。だけど自分の意志はここにあるし、欲もある。だから俺は俺の好きなようにやる。自分ができることを、少しずつ見つけていって、少しずつ自分を認めていきたい。
そんで、あまり多くを望まない。なんだかんだで俺は今の生活を幸せだと思うから。だけど、何かあった時の備えはしておきたいな。

●目の前のことにばっかり目がいっちゃう。先のことを考えて、根を伸ばしておきたい。

●お母さんとおばあちゃんと外食する機会がありました。

お母さんは前から、今の家から引っ越したいって話をしてた。
今お母さん＋お父さん＋お兄ちゃんが住んでる家は貸家なんだけど、
とぉーっても古くて、今まで住んでた家の中で一番狭い上に、
お父さんの荷物がどこにでも散乱してる状態で...。
ついでにお隣さんとお父さん＋お兄ちゃんは仲が悪い。
そんな環境が嫌で、なんとか引っ越したいって言ってたお母さんなんだけど...

今日俺に、看護師の資格を取ったらどうかって言ってきた。
俺は、看護学校に行きたいって思ってたし、具体的に、
２・３年くらい社会人として働いてお金が貯まったら学校に行こうかなんて考えてた。
でもそのことをお母さんに話したことはなかったはず。
お母さんの話はいつも飛躍するし、唐突な提案が多いけど、
今回の提案には正直ちょっと心がぐらついた。

引越しのお金として取っておいたものを学校の費用に充てるって言う。
看護学校で俺が勉強するなら、今の家で我慢するって。
そんで今の働いてるとこも、もっと時間を増やしてくれるって。
今はまだお母さん働けるから、その間に資格を取ったらどうかって。

俺の気持ちを知らず、俺の将来のことを考えて勧めてくれてるんだろうけど、
なんだか自分がとっても情けない気がしたんだよね。
今俺は就活中とはいえ、まったく働いてない。
カナダ留学前に親戚やらおばあちゃんズにもらった餞別を貯金としといたやつをくずして、
就活費用に充ててる。
大学を卒業して、あともう少ししたら経済的に家族を支えられるって考えてた。
これは...なんだろ、家族に対する愛とか優しさとかじゃないんだと思う。
たぶん、一人じゃ立てない自分をかっこ悪いって思ってるからなんだろう。

俺の判断一つで、俺が今まで稼いで来たお金の何倍ものお金をお母さんが出すことになる。
それは何百日、何千時間っていう労働であって...。

もうやめよう。もう何がなんだか。
とにかく、仕事が見つからなかったら、嫌でもその選択肢が浮かんでくるんだ。
どう転んでも良いように、勉強はしとかなきゃ。