今朝のココア

こんな日々を愛おしく思って

教習1日目☆

 教習1日目。まずは自己紹介から始まったこのクラス。
自動車の教習所と言っても、表に看板が掲げてあるだけの普通の家ですこれ。
生徒は今期は12人。それでも教室にぎっしり詰まるくらい、教室は狭い。
こっちは16才から免許取れるから、生徒は俺ともう一人以外みんな高校生。
そのせいなのか、先生が何かをきくと、声をそろえてみんなで答えを言ってる。
なんだか微笑ましい光景です。


 そういえば、ちょっとネタになることがありました。
道路は誰と分け合うか、という問いを先生が投げかけ、
次々に生徒が例を挙げていくということをしました。
例えば歩行者とかバイクとかトラックとか。
俺は除雪車とかがこの島ならではの例として挙げられるんだろうなぁーと思ってたんですよ。
もちろん後で除雪車も挙げられたんですが、
3番目に挙がってきたのが、


'Animal'


うんうん、そうだよね。...って動物!?
みんな普通にうなずいてるけど、東京で動物と道を分け合うということはまずないはず。(一部を除く。)
ってか3番目には少なくとも上がってこないだろ?
すべての例が出終わった後、それぞれの例の理解を深めていったんですが、
動物のところで先生が、例えばどんな動物と分け合うかという問いを投げかけると、
いやー出てくる出てくる。
牛・馬・リス・ネズミ・犬・ネコ・スカンク...あとは聞き取れなかったです。
もうちょっと島から離れるとムースとかもいるらしい。


 その後はマジメなレクチャー。(いや、ここまでもマジメだったのかも。)
ってかケーススタディ
ある日田舎の方で車を走らせてると、犬を見かけました。
さて、犬は通常どんな行動を取るでしょう?
車を追いかける!とみんな答える。
そうなんですねー、犬は車を追いかけるのが大好きなんですよ、と先生。
(いや、俺そんなの知らないし。ってか綱は?鎖は?)
その後、思わぬ事態が発生した時、(例えば動物が飛び出してきたとき)
動物と人どっちかを取らなくてはならなくなった時は、
いつも人を取らなくてはならないというちょっと(かなり)悲しいレクチャーを受けた後、
その例外も習いました。
ムースなどデカイ動物の場合、たとえ人を取ってモースをひくという選択肢を取ったとしても、
ムースは重くてでかいので、ひいた時に車のフロントに覆いかぶさり、
結局自分の身を危険にさらすことになってしまう場合が多いのだと。
なのでムースなどのでかい動物の場合は、
その状況を見極めてリスクの低い方を選ばなくてはならないのだと。
でも突然動物が飛び出してきたら、
自分の命と動物の命を比べる間もなく反射的によけると思うんだけどなぁー、俺は。


 まぁーこんな感じで教習始まりました☆
あ、ちなみに免許持ってるみなさん。日本でムースのことって習いますか?