今朝のココア

こんな日々を愛おしく思って

ここ2・3日の出来事。

chocoan2005-12-27

 ことの始まりは一ヶ月前。冬休みは日本に帰るの?って食堂でJamieに聞かれて、俺はここの寮で冬休み過ごすことを彼に伝えました。...んでその後俺が余計な発言をしてしまいました。冬休みやることなんもねー!今年はつまんない冬休みになるだろーなー...。
 そこで優しいJamieは、クリスマスをあの寮で何もしないで過ごすのはひどい!と思ったらしく、もし良かったらうちきなよと誘ってくれました。俺は、まぁー社交辞令だと軽く受け止め、考えとくねと伝えてその話はそこで終わり。
 しっかし一週間前、Jamieからメールが届きました。是非クリスマスに家に招待したいとのこと。...Jamieマジだったんですねー。
 1.Jamieとはぶっちゃけそんなに仲の良い関係ではなく、何度か食堂で話した程度。
 2.家族で祝うクリスマスにわざわざ赤の他人である自分がお邪魔するなんて...。
 3.朝から晩までカナダ人のお宅で英語を話し続ける...のか。
こんな理由から、俺はかなり行くのに抵抗がありました。でも、うまい言い訳もなく、Jamieの押しの強さに負け、結局Marchbank家に行くことになりました。その後電話でJamieと話していると、2泊3日でクリスマス行事を全部ご一緒することになっていることに気づきました。不安をいっぱい抱え、24日の朝出発。


 んで今26日の夜。終わってみると、ってか終わってみなくても普通に全然楽しかったこの3日間。(笑) Jamieのおもちゃ(スノーモービルやトレーラー。笑)で遊ばせてもらったり、教会で歌と踊りを楽しんだり、Jamieの両方のおじいちゃんおばあちゃんに会って話をしたり。一番印象に残っているのは25日の朝。プレゼントを家族全員で開ける習慣にはほんとに驚いたよ。まず、クリスマスツリーの下に準備してあるプレゼントの数が半端なく多い。家族全員(親戚含む)がお互いにプレゼントを贈り合うから、単純に計算すると自分の家族の数だけプレゼントがもらえるワケであります。そんで一番嬉しかったことは、俺にもプレゼントが用意してあったこと!しかも一個じゃない。Jamieの家族がたくさん用意しておいてくれて、俺もみんなと一緒にラッピングをやぶる楽しみを分かち合うことができたんだ。プレゼントを開けて、その写真をお互いに撮り合ってる姿からここの家族の絆の深さを感じて、なんだか泣きそうになっちゃったよ。
 このクリスマスの習慣は、とっても良いなぁーって思った。彼氏彼女とロマンチックに過ごすのも楽しいけど、家族とプレゼントを交換し合って、美味しいターキーを夕食に食べて...。この日だけはみんな田舎にもどって一緒に過ごすんだ。この島は田舎なせいかもしれないけど、クリスマスとその次の日はほとんどお店は休みだし。たとえ住んでるとこが遠すぎて田舎に帰れなくたって、カードとプレゼントは欠かさず家に送るらしい。日本ではお正月がこっちのクリスマスに当たるんだろーけど、お年玉の習慣より俺はこのプレゼント交換の方が良いなぁーって思ったんだ。バレンタインもそうだけど、片方だけがプレゼントを贈るのより、両方が贈り合う方が絶対楽しい。


 そんなわけで楽しい3日間でしたー☆貴重な体験ができて良かったぁー!けど、やっぱり色々気を使ってしまったのか、なんだかとっても疲れた。それとひとつ痛感したことがあります。俺の英語はクソだぁー!もう全然ダメダメだったこの3日間。精進します。


 そういやープレゼントのなかに(また)パジャマがあった。パジャマをギフトに贈るのは今年の流行らしい。(ウソ。)


 今日の写真/クリスマスツリー