今朝のココア

こんな日々を愛おしく思って

世界の危機〜戦争を振り返って〜


戦争からきらめきと魔術的な美がついに奪い取られてしまった
アレクサンダーやシーザーやナポレオンが、
兵士達と危険を分かちあいながら馬で戦場を駆け巡り、帝国の運命を決する..
そんな事はもうなくなった


これからの英雄は、安全で静かで物憂い事務室にいて、書記官達に取り囲まれて座る
一方何千という兵士達が、電話一本で機械の力によって殺され、息の根を止められる


これから先に起こる戦争は、女性や子どもや一般市民全体を殺すことになるだろう


やがてそれぞれの国には、大規模で限界のない、一度発動されたら制御不可能となるような
破壊のためのシステムを生み出すことになる


人類は、初めて自分たちを絶滅させる事が出来る道具を手に入れた


これこそが人類の栄光と、苦労のすべてが最後に到達した運命である


第一次世界大戦海軍大臣を務めたウィストン・チャーチルの言葉〉
世界の危機より

 


 Wordの文書で作成日時が2002年の8月になってた。
あの時、俺は、現代を生きる人間として知らなくてはいけないことがたくさんあるって感じてた。
そのひとつの方法として、昔NHKが色々な国と共同で制作した、
映像の世紀』っていう番組をみることにしたんだ。
お父さんが録画して取っておいてくれたんだけど、
ひとつの番組が2時間で、それが10巻くらいあったから、
結局全部みることはできんかった。


 今久しぶりにこのことを思い出した。
人間として知らなきゃいけないことって、やっぱあると俺は思うんだよね。
俺は知らないことが多すぎるなぁー。
知らなきゃ良かったってことの方が多い世の中です、ってなんかの映画かマンガで言ってたなぁ。