今朝のココア

こんな日々を愛おしく思って

不器用な生き物だ。


 ちょっと前に『オズの魔法使い』を、英語で読んだ。英語っつっても子供向けの簡単なやつだけど。俺はちょっとした感想をいつも本を読んだあと書き残してるんだけど、オズの魔法使いには、
『欲しいものは、その旅の中でもう手に入れているという考え方が、夢があって素敵だと思う』
って書いたんだ。
 よく物語で、何かを探しに旅に出た若者が、話の最後の方で、その探し物をもう既に手に入れていたとか、探し物は実は自分の出発点にあったとか、そういう話がある。俺、そういう話が好きだ。幸せや愛は、自分を育ててくれた家族の中に見つけられたとか、そんな感じの。


 でもさ、こういう話をいくら本で読んだって話を聞いたって、たとえ自分で過去に体験したって、俺はやっぱり自分の探し物を外の世界に見つけにいくんだ。なんでだろ?
 たぶんそれは、俺は、結局自分で見たり感じたりしたものしか信じられないからだろうと思う。いくら、「幸せは、ただ今君が見えてないだけで、ちゃんと隣りにあるんだよ」とか言われても、俺は外に目を向けてく。幸せ探しに旅に出ていっちゃう。それで外の世界で結局、「あ、幸せは隣りにあったんだ。」って気づいたとしても、その旅は無意味じゃないと思う。だって、旅しなきゃそのことがわかんなかったんだもん。


 ってなわけで、不器用な生き物ですね、俺。
わざわざ身近なことの大切さを確かめに外の世界行くなんて。(笑)


 今回は心に思ったことをそのまんま書いてみました。わけワカメでゴメンなさい!