ハヤテのごとく、より。
有象無象の言うことに耳を貸すな。
雑音にいちいち心揺らすな。
孤独を恐れて光にすり寄るな。
他人のものさしで自分の大きさを測り直すな。
味方がいなくなっても気にするな。
ざわめく声がうるさいなら、もっと大きな声で黙らせろ。
世界の中心はここだと教えてやれ。
ねじ伏せろ。すべてを。
それが、お前の目指しているものだよ。
●10年以上前。
俺はなんだかよくわかんないけど、世の中の悪みたいなものと戦うため(?)に、体と心を鍛えようとした。
強くなりたい、強くなりたいって、走って、走って、走って...遠くへ行って、
友達と何度も話して...。
とても皮肉なことに、現在の俺の体と心はとても弱い。
胃はすぐ痛みだし、何かと疲れてしまうため、そんなにはしゃげない...。
心はすぐに揺れ動き、周りに流され、大事なものをすぐに見失う。
そして、敵意を表す人をとても怖がる。
ただ、10年前よりも、他人に頼られるようになった気がする。
体力がないために、すぐにかけつけたり、
一晩中話を聞いてあげたりとか、そういうことはもうできないし、
身体が弱いために、強く励ましたりとか、人をひっぱっていってあげたりとか...
そんなことはほんとに何ひとつできないのだけど、
弱い俺は...友人の辛い気持ちに共感できるんだ。
俺の知っている、おだやかで優しい人々。
自然に人にやさしくできる人々。
俺は、思い込みかもしれないけれど、10年かけて、少しだけ優しくなれた気がする。
●ウルフルズ。
大好きな友人と同じ雰囲気を出していて、とても好きデス。
トータスさん、かっこいい。