今朝のココア

こんな日々を愛おしく思って

幸せな一時を。

chocoan2011-05-02

 1時19分。
バイトのせいで昼夜逆転気味のしんデス。


 ●看護の専門学校がすべてそうなのかわかんないが、
うちの学校にはクラスがあり、40人ほどが狭い教室で一緒に勉強してる。
机や椅子、黒板、先生と生徒という関係...
高校をちょっと前に出たばかりという子達がクラスの半分を占めるということもあって、
その雰囲気は高校や中学と変わらない。
少ないけど男も5人いるから、
からかって、からかわれて、お互いはたきあって、お菓子の取り合いをして...。
高校に4年間も行って、
その後海外に行った俺は、
日本での時は高校を卒業してから止まってた。
1年間病院で働いてたからって、身体に染み付いた学生っぽさはたぶん抜けてなかった。
学校始まってまだ一ヶ月しか経っていない今、
もうすでにクラスに馴染んでる(ような気がする)自分にちょっと恥じつつ、
そんなに悪くはないかなと...そう思いました。


 隣の席にいる子のノートに休み時間落書きをしたり、
バンドやりたいという話で盛り上がったり、
一つの椅子に二人で座ったり、
授業中先生に指されて困ってる友達に答えを教えたり...。
中学生?高校生??


 こんなことしてて良いのかな?とも思う。
「誰もが生きることに不自由しない時代・・・・楽しく空虚で何不自由ない世界」
「他の時代、他の世界から見ると、ここはまるで偽りの楽園のようだと」
ネギまで出てきた、学校での生活を評した言葉。


 偽りの楽園ってのは、
気づかないフリしてれば、偽りじゃなく、本当の楽園だ。
そういう選択肢も俺にはあるんじゃないかと思う。


 でも、
楽園に長らくつかった後普通の世界に出るから、
社会で上手くやっていけない人が多くいるんだと...俺は密かにそう思ってる。
当たり前の世界でも、楽園のあとに続いてたら、それは無情でひたすらつまらないものに映るだろう。
マンガもアニメもドラマも映画も楽しいけど、
楽園を描いたものばっかり世に出て、
そればっかり吸収する人が多いのは、本人達のために良くない。
学校と同じで、その後に続く世界がつまらないものに見えるからだ。
マンガを持つ両手を下げた目に映る世界では、“仲間”って言葉も都合の良い側面をしっかりと持つ。キレイなばっかりのはずがない。


 だから偽りの楽園はやっぱり偽りだってことを自覚していようかなぁーって思う。
自分のためにね。
ま、真面目すぎるとよく言われる俺だから、
きっと偽りだってことを時々忘れたりしても良いのかもしれないが。


 バイトはキツいが、やっぱ出来るだけ続けよう。
現実としては軽い方かもしれないけど、家族と二つ、俺を現実とつなげるものだ。
大切にしよう。