ホッチキス

１７歳の頃の面影は、そりゃー確かにねーわな。
俺の価値はどこにある！？
しんデス。

　●年上が好きってのは、まぁー確かに、
落ち着いてるとか、
色んなとこに引っ張りまわされたり、
毎日メールが何十通も来たりなんてことがなく、
ついでにドラマの真似事もしない...
とか、そんな理由があると思ってたんだけど...。

ふーむ。
単に俺が、相手が年上だと、
昔のままの自分でいられるから、良いのかもしれない。
元気で純粋で、まっすぐで、
...もちろんそんなイメージは今じゃないけどさ、
でもそれに似たテンションで、笑顔でごまかせるから。

甘えたいってのが理由なら、
やっぱりそれは不安定な要素だと思う。

　●４年ぶりくらいにさやかに会った。
最後に会ったのは一体いつでしょう？
...いや、まじでいつだろう？

俺が１６歳の時に出会ってて、
向こうが言うには、
東京に出てきてから一番古いともだ...いや、
別に友達じゃないそうな。苦笑
そんな、お姉さん！
じゃあ僕はなんなんですか！？
今や向こうは1.4歳の女の子の母。
笑うのがめっちゃ下手、つうか、
笑いかけてもらったことなんてあったのか疑問だけど、
自分の子どもに対してはめちゃくちゃ笑顔で、
子どもの力って偉大だなぁーって思った。

彼女は全然飾らない人だけど、
俺にも飾ることを許さない。

だから、元中の友達といる時や、
高校の友達といるとまた違った形で、
俺は自然に話す。
時間が過ぎることなんか気にならないし、
お腹すいたことも忘れて、色々考えて、話聞いて、話して...。

あー、そっかぁ。
俺、自然にしてると、こんなあっさりしてるんだ、今は。
疲れないコミュニケーションの仕方ってのは、もちろん人それぞれだけど、
今の俺はこんなにも無機質な空気を出して、
丸まって、下を向きながら、ボソボソと...
そんでそれが良いんだ。
話も乾いたトピックばっかり。
だけど、それが普段俺の頭の中を渦巻くものだし、
悩んで自然だと思うことだ。

それをそのまま、
老けたとか言いながらも、普通に受け入れられるさやかが好きだ。
自然な成長の仕方だとでも思ったのかな？
何にしろ、無理矢理曲げて戻そうとしないでくれる人は、
今の俺にはありがたいや。

　●今日は家族でうなぎを。
家族で一緒に飯を食えるなんて幸せだ。

ついでに、今日俺の部屋にエアコンが来た。
さっそくつけてみよう！と２８度に設定して一度寝たみたけど、
暑くて起きた。
...単純に早く寝すぎたか。
ちょっと走ってこよう。