今朝のココア

こんな日々を愛おしく思って

人間らしい。

 脇道を独り歩く
 そんな自分に みとれてみたり
 歩き疲れたあの人へ
 冷たい言葉を 平気で放つ
 

 調子づいてた 小さな自分
 風にあそばれて やっとここに立っていた


 どうにもならない 今日だけど
 平坦な道じゃ きっとつまらない
 きみと生きてく 明日だから
 這いあがるくらいで ちょうといい


 どうにもならない 今日はせめて
 笑い話にかえられますように
 きみと生きてく 明日だから
 這いあがるくらいで ちょうどいい





 『Wind Climbing〜風にあそばれて〜』より


 ちなみにこれ、魔方陣グルグルのエンディングテーマだった歌です(笑)。グルグルを見てた当時は、きっとなんとも思わず一緒に口ずさんでいただけなのですが、今この歌を聞くとなんとなく心に沁みるものがあります。今更ですが、アニメの歌って良い歌が多いですよね。


 今日この歌のこの歌詞を見つけて、少し嬉しい気分になれた自分が嬉しいです。小さな出来事を書きとめておける余裕。良いものを良いと思える、今まで自分が磨いてきた(はずの)感性。たっちゃんが『学園天国』を聴いて『平和』と結びつける感じと似てるのかな?『普通』を幸せと思える感じ??
 歌を聞いてちょっと励まされるとき。何かを発見してちょっと嬉しいとき。ココアを飲んでホッとするとき。原曲のテーマとはちょっと違うけど、ここ『今朝のココア』でのテーマは『幸せ』のつもりです。幸せって何か遠くてつかみにくいもののような響きがありますよね?そんでそれだから時々悩んじゃいます。特に俺みたいな根暗・ネガティブ思考の人は。でも陽のオーラを発してる人にココアを勧められて、ちょっと一口。そうすると、
『あれ、ちょっと幸せかもしれない...』って感じる。
これはただの安心感?幸せとは違うものだって?...でも、なんとなく幸せって言葉が身体から出てくる。それで、十分かな。


 中学2年生の終わりから何年間か、ずっと、先を見つめて歩いたり走ったりしてきました。その間、違う時期に二人の別々の人に同じことを言われたのに、その意味は俺には理解できませんでした。『現在(いま)を楽しむ。』ってことなんですけど、最近やっとそのことがわかってきたかなぁーって思います。「いつか・いつか」って思う自分も好きでしたし、未だに憧れるけど、今の自分も好きです。ココアみたいなちょっとしたモノに幸せを感じる自分も、いいかなぁーって。



 こんな日々を愛おしく思って...良いのだ。(自己満。)






 ...と、こんな平凡な日記で、とりあえず『今朝のココア』を終えようと思います。あ、もちろん一時的に、というか第一部は終了みたいな。
今まで読んでくれた人たち、どうもありがとうございました。また日記を書き始めたら、是非ヒマな時読んでやってください。