今朝のココア

こんな日々を愛おしく思って

今日だって歌うたいは...

 中学を卒業して以来まだ数回しか会ってない友達と会って来ました。俺がバイトで遅くなったせいで10時半頃から立川でその友達と会ったんですけど、その友達は今清瀬でお寿司の修行しているため、すぐ終電の時間がやってきました。明日も朝早いとのこと。残念だけどもうお開きというところだったんですけど、まぁー清瀬までだったら立川から自転車で行けるだろうということで、チャリで二人乗りして清瀬まで行くことになりました。ってか俺がそう提案してしまいました。結果的に電車を使った方がずっと早く家に着けたであろう時間に清瀬に着いてしまったんですが(夜中の2時頃)、俺としてはこの出来事はこの夏日本に帰って来て一番の思い出になりました。


 自転車で二人乗りしながら清瀬に向かう途中、あっちの寿司の修行の話、俺の留学の話、これからの話、お互いの苦労話、嫉妬や我慢、親のこと...そんなことをこれ以上ないくらい自然に話せました。中学のときはこんなに色々と話さなかったんですけどね、年のせいか色々と話すことがあったんですね。高校時代、別の高校に行ってたこともあってほとんど会わなかった分、色んなことが胸から流れ出ていきました。俺はバイトで疲れていたせいか、夜中なのに大声を張り上げてツバを飛ばしながら。友達は酒が入っていたからか、普段言わないようなくさい言葉を吐きながら。


 友達はなんだか俺よりずっと人っぽい人になってたなぁーって。これは俺独特の表現で、たぶん意味不明だと思うんですけど。彼は人が生きていく上で耐えなくてはならないこと、そして絶えなくてはならない時期をわかっていて、そしてそれを受け入れるだけの器とは言わないまでも、それとなんとかうまくやっていくだけの力を自分の中に頑張って作っていて...。きっとテレビや漫画に出てくるキャラのようにかっこよく階段を上っていってないだろうけど、一段一段苦しいこととか他の色んなもんをかみ締めながら足を上げてく感じが彼の言葉や雰囲気からにじんでいて、それをなんだか人間っぽいなぁーって、そんな風に思いました。


 Eminemが『8mile』で人生一度きりのチャンスについて歌っていますけど、当たり前のことですけど、人生一度きりのビッグチャンスを別に望んでいない人もいるんですね。俺は『退屈な日々』の終わりをただ座って待っている間、あいつは少しずつでも自分の階段を上がっていくんですね。俺はただ簡単に、一気にその階段を駆け上る方法を得ることを、それかエレベーターを探すことを考えてて、刺激を求めて夜の空を見上げたり...。チャンスってなんなんですかね?自分のそんな生き方を自分で否定するのが怖いところまで俺はもうきちゃっているので、そんな自分を責めたりはしませんよ。チャンスを捜し求める生き方もあると思ってます。でも今回、友達と会って彼の話を聞いて、彼に憧れを持ったという自分の心をこれから大切にしていきたいなって、そう思いました。きっとこの心は昔からの友達をもっと大切にすることを、毎日のようにある夜のバイトにもっと意味を与えてくれるものだと感じます。そしてまたカナダに戻る『これから』の俺にも。




 話はかわって、多摩川の川べりに座って元中の友達とダラダラ話をするって良いなぁーって思いました。みんなともっと時間を共にしたいなぁーって思いました。天性の女好きな俺だから、いっつもドキドキするのはそっちの方なんですけど、男友達との時間に最近は心地よさを感じます。夏の間にあと何回遊べるかな?






 今日に一曲(笑)/歌うたいのバラッド(斎藤和義)



 PS:清瀬からの帰り道、俺が一生で一回しか立ち寄らないであろうコンビニ(道に迷ってたため、知らないところを通過していたので。)で元小の『さ○うつば○』君に会いました。夜中の3時に、しかも『す○しん○ち』を清瀬まで送っていった帰りに彼と会うなんて運命のいたずら!?かなりビビりました。今度是非元小のメンバーで集まりたいですね。