今朝のココア

こんな日々を愛おしく思って

お母さんの...

 今日、カナダのPEIに留学してから初めて日本人の男の子の友達ができました。ハッキリとした数字がないからよくわかんないんですけど、日本人で留学する人は女性の方がやっぱり多いようです。それに『留学』とは一口に言っても、この島に来る日本人は短期の語学留学をする人がほとんどで、きっとその次に多いのがワーホリできてる人たち。次がカレッジに通う人たちで、最後にくるのがそう、普通の大学生...つまり俺の入る分類。俺が通うUPEIには今俺以外に日本人が合計で4人います。
 一人は看護科の4年生の方で、この方は大学に通う前からPEIにいるだけあって、もう英語ぺっらぺら。夫もカナダ人です。一人はパートタイムで大学の授業を受けてる方で、こちらもカナダ人の旦那さんがいらっしゃいます。一人は鹿児島から交換留学できてる女性で、1月から一年間UPEIの大学院で勉強する予定。最後の一人は今までも日記に何回か登場した、俺と同じく一年生の女の子です。
 こんな感じで...見てわかるように、俺以外の日本人生徒はみんな女性なんですね。ダウンタウンにある、この前TOEICを受けた語学学校にはもっと日本人もいるそうなんですが、わざわざ日本人の友達を自分から探しに行ってはいけないと自分に言い聞かせてきました。


 前置きが長くなりましたが、今日できた二人の男の子の友達は、一人はTOEICのテストの時、そして一人は友人づてに知り合いました。今まで日本人と日本語を話していても、相手がほとんど場合年上だったから敬語を使ってたりしてたんですが、今日会ったうちの一人は同じ年だったので、約8ヶ月ぶりに自分が普段使ってた言葉を使うことができました。それがなんだか俺はとっても嬉しかったみたいです。(←自分を客観視してる表現です。笑)
 今回みんなでビリヤードしたり食事したり、かなり楽しめたので、また今度集まることになりました。大学のジムに一緒に行こうって話にもなりました。けど、俺は正直日本人同士で行動してるのをこっちの人に見られるのが好きじゃないです。なんだか群れてるみたいで...。中国人の留学生が大学内でよく集まって中国語話して盛り上がってるのを見てるとなんだかあんまり良い気がしないように、きっと他のカナダ人たちから自分らはそう見られるんだなぁーって気がしてるからです。でもでも、別に日本人とつるむのは悪いことじゃないと俺は思ってます。こうやってブログを書くのも日本の友達にメールを打つのも日本語。なのに話したり遊んだりするのは全部カナダ人なんて、そっちの方がなんだか不自然な気がします。俺が考えるに、日本人同士で行動するのを俺が嫌がる気持ちは、俺の心の奥にある、カナダ人に対する劣等感からきてるのかなぁって。冗談のひとつも言えなければ、悪口を言ってるのかふざけてるのかの区別もつかない俺の、自分の能力に対する自信のなさが周りの目を気にさせてるのかなぁーなんて思うんです。もし自分が、日本人にもカナダ人にも同じように接することができるってわかっていたら...きっとこの心にある嫌な感じも消えるのかな?って。日本語をずっと話してても英語を忘れないくらい英語を身につけて、日本人と行動してるときも自分のその行動に自信を持っていられるようになりたいな。


 あー、今日はお母さんのことを少し書こうと思ったのに...眠くて書けそうにありませぬ。おやすみなさぁーい。