ありがと。

　俺は、まりあの側の人間だ。
十二国記に生きる人たちに心魅かれる人間だ。
栄光を目指す少年マンガの主人公達とは違うし、
リアル充実しまくってて、社会人を謳歌してるあいつらとも違う。
Shinで、さいしんだ。

　●銃の世界に本当に美学なんてあんのかな？
...俺がそんな世界に入り込んでいったとして、
たぶんそんなものは見つからないだろうな。

　●The Economistに１１月に掲載された、
“未知の領域に踏み込む日本”という記事を読んだ。

http://blog.livedoor.jp/business_news/archives/1495130.html

　日本がこのまま沈んでいくなら...。
どうなるんだろ？
具体的に“俺らの”生活にどんな影響が出るか、ちょっと想像しにくいから、
それを描いたものを探している。

　たぶん俺の周りにあるものは色あせるだろう。
だけど、たぶんたっちゃんは変わらないだろう。
まりあも。
新田も。
うちのお母さんも。

　俺は...やっぱりまた悩んで、
疲れて、疲れて、疲れて...。
それでもなんとかやっていけるんじゃないかと思う。
今の生活が幸せだって感じられるから。
仕事に就いて、辞めて、
そんでまた就いて、
なんとか食いつないでいきながら家族の介護して、
友達とささやかながらお茶して話して...。
環境が厳しくなっても、
なんとか...なる気がする。

...今の生活が上手くいってるから、楽観視してるだけかな？

　休日は身体を休めるのが精一杯で、出かけたりとかほとんどできないけど、
充実してるって思える。
つまんないと言われるかもだけど、
昔の人たちはみんな今の俺と似たようなもんだ。
つまんなくても、立派に生きたいな。